スタッフ日記

弱肉強食

2019年06月01日

5月になると、当マリーナの隣の空き地になっている敷地にここ数年、毎年ウミネコが営巣します。場所が悪いのか、孵化したのを見たことがありません。今年も5月初旬に営巣。場所はいつもと少し違い、何と、空き地の隣の岸壁に係留されている台船の上でした。

そのためか順調に抱卵し続けていて、今年こそは孵化するかなと思っていた先月末頃、台船が移動されてしまい(当たり前ですが)、今年も失敗かと思っていると・・・・・

!? 台船が繋がれていた岸壁に突然と巣がありました。しかも雛がいます。ウミネコの雛を初めて見ました!少し感動。きっと台船の船員?の方が戻してあげたのでしょう。しかし場所が悪そう。

・・・と思っていた数日後、やはりご覧のとおりとなってしまいました。3羽はいたであろう雛は全てトンビにさらわれてしまいました。

茫然としているように見えるウミネコ夫婦。かわいそうと思いつつ、これが自然の摂理。巣が近いので、作業をしていると殺気立った夫婦に襲われていた、当マリーナにも平穏が訪れるでしょう。

いや、

もう少し時間が必要なようです。仕方ないので、注意書きとボートフックを用意しましたので、護身用としてご活用ください。通行の際は頭上にくれぐれもご注意を。